初心者には難しいデカールを貼っていきます。
なぜ難しいのにデカールが多いキットを選んだかというと、少しでもデカールの貼り方になれて欲しいからです。

まず、必要なデカールをハサミorカッターで切り出します。
普通のデカールの場合、周りの余白を切らなくてはいけないのですが、このキットのデカールは余白がないのでそのまま貼ることが出来ます。

写真参考
右:今回のキット(余白なし)
左:フジミ アルファードのデカール(余白あり)
それぞれのエンブレムを見比べてもらえると分かりやすいです。
ではトレーなどに水を入れます。
この時、水道水でも良いですがぬるま湯を使った方が作業しやすくなります

そしてデカールをそっと浮かべます。
水に浮かべたデカールを軽く触ってヌメヌメして来たら水から取り出します。
そして貼りたい場所へ持って行き、台紙側をスライドさせてデカールを貼ります。

この時、簡単にスライドで出来ない場合は、もう少し水に浮かべましょう。
また文字が印刷されているところと、印刷していないクリアーのところでは、クリアーの方が破れやすいので注意しましょう。
そしてティッシュなどで軽く押さえながら水気を切ります。
その後はなるべく触らないようにして、2〜4日間乾燥させましょう。

メーターは乾燥日数が1日なのに対してボディーは2〜4日間なのかというと、ボディーのデカールは大きいですし、トップコート(クリア塗装)するのでしっかり乾燥させます。
初めはコレくらいの小さなデカールで練習しましょう。
初めてデカールを貼る方は、小さなデカールから貼っていきデカールに慣れていきましょう。
入り組んだところの貼り方
入り組んだところはティッシュでは水気を取ったり押さえる事が出来ないので綿棒を使います。
カドなど曲がっているところの貼り方
          ブ  リ  ヂ  ス  ト  ン
特にフロントの「BRIDCESTONE」のデカールが難所です。
このような所は、四角く折ったティッシュをお湯につけて、そのティッシュでデカールの上から押さえつけます。
すると、デカールが軟らかくなり曲面でもなじませる事が出来ます。
今回の最大の難所
これだけ大きなデカールを貼るのは、私でも初めてです。
大きなデカールを水に浮かべると始めは丸まりましたが、しばらくすると写真のように広がります。
そして、お湯をつけたティッシュを使いながら、破らないようにゆっくり貼っていきます。
どうにか貼ることが出来ましたが、シワクチャです。
ココは黒色マジックで塗った方が良いかも知れません。
注意が必要な作業
穴の開いているところは、ピンを使ってシャーシと固定する部分なので、BRIDGESTONのデカールが重ならないようにしましょう。
タイヤにもデカールを貼るようになっていますが、小さすぎるのと、入り組んでいて、貼るところが曲面なので貼りにくいです。
特にフロント側が難しいです。
ココは挑戦してやる!!という方のみ挑戦してくださいね。
ライトの部分と、ウイングの部分はデカールの上から2枚目のデカールを貼るようになっているので1日乾燥させた後から2枚目のデカールを貼りましょう