前回に続いて、内装関係を製作していきます。

ピンあとがあるので、パテを使って埋めるのが望ましいのでしょう。しかし、今回は、素組みということなので、デザインナイフで削って整形して終わることにします。

ここは完成した後見えるので、綺麗にしておきたいところです。
今回、シルバーを塗るパーツはこれだけです。
なので、今回は新しい塗料に挑戦です。新しい塗料とは、Mr.メタルカラー クロームシルバーです。
この塗料は、塗装した後 磨くことにより、金属感を出すというモノです。
塗装する前に、手持ちを作ります。
ブレーキディスクと、ロールバーはそのまま洗濯ばさみに挟んで終わりですが、ドアハンドルは小さなパーツによって作られているので、洗濯ばさみを加工します。

私が使っているのは木製なので、ニッパーなどで容易に加工することが出来ます。
これで、準備が出来たわけです。

今回は、サフを吹いたりしないで、そのまま筆塗りをします。メッキ系の塗料は、下地の状態がそのまま表面に出てしまうので、表面が綺麗な方がいいのです。
上のブレーキディスクは、シルバーを塗り乾燥させた状態です。下側は乾燥後磨いた状態です。

ほとんど違いが分かりませんね。
別角度から。上側は乾燥後で、下側は磨いたやつです。

本当に、金属っぽくなります。
自分的には、これからも使っていきたくなる塗料です。
下地が黒とシルバーでは、若干光沢に違いがありました。

下地が黒だと、深くシックな感じで輝きます。金属に例えると、ステンレスといった感じでしょうか。
それに比べ、下地がシルバーだと、軽く明るい感じで輝きます。こちらも金属で例えるなら、アルミでしょうかね。
この塗料は磨いていると、シルバーの粉が出ます。しかも、手に付けばなかなか取れませんし、空中を舞い吸い込む危険性もあります。磨き作業をする際には、手袋・マスクをすることをオススメします。

磨けばいくらでも粉は出ます。なので、ずっと磨いていると下地が見えてきてしまいます。ですから、ある程度輝きが出てきたら様子を一度見ましょう。

また、このクロームシルバーという塗料は、水分・油分により色が変わるようです。水分・油分が付くと、黒く色が変化し、元に戻すことが出来ません。


ふと思ったのですが、この塗料はこすって銀SUNアルクラッドと似ているのでしょうか?